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好奇心が原動力

50歳のHardware Engineerは生き残ることができるのか?

Old Topics and Turning Point

FPGA

2010年に、AtomとALTERA FPGAをひとつのパッケージに収めた、コード名Stellartonが発表され、展示会で説明員の方にStellartonは広まりますかって訊いたことがありますが、う~ん?って唸ってました。

 

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結局日の目をみることは無かったようですが、最近の買収報道にもあるINTELの必死感が、なんとも感慨深い。

 

ARM一色になりつつあるので、INTELがどう出るのか注目していました。2015.05.18の日経テクノロジーオンラインからですが、ALTERAの買収交渉は、価格面で折り合いがつかなかったみたいです。


しかし水面下では話が進んでいたようです、マイクロソフトの動きもあってか。


記事の抜粋です。

XILINXは、ハードウェア開発者がより大規模で複雑なシステムを構築できるようにするための、高位合成の開発にこだわった。ALTERAは、ソフトウェア技術者によるハード設計を容易化するための技術OpenCLへの対応を優先させた。それまでのFPGAユーザーの便宜よりも新しいFPGAユーザーを取りにいくことを優先した。MicrosoftがBingをALTERAで高速化した件は、当初はXILINXを使っていたらしいです。Microsoft社のBingは当初XILINXで進め途中でALTERAに乗り換えた、こうした指針の成果であったと思われる。 


サーバーマシンのマザーボードにALTERAが載るようになり、そのうちPCにも入ってくるかも。そうなるとNVIDIAとの棲み分けが面白くなる。 ARMが広まる自動車を初めとしたいろんな分野には、XILINXデファクトになるのかな。

 

 

 

 FPGAの過去の話題についてリンクを残しておきます、年月日は間違っているかもしれません。私が初めてXILINXを使った時は、ISEではなくXact(ザクトと発音)と云われていました、懐かしいです。

これは日経テクノロジーオンラインに掲載されていました、マイクロソフトが開発したFPGA搭載のIAサーバーの写真です。

 

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2015.05.18 

FPGAを使ってIntelマシンを高速化するテクノロジーに興味があり、FacebookYoutube、勿論DowangoやMicrosoftがやってる事にいつも目がいきます。

2015.03.26


2014.12.08


2014.11.28


2013.09.03


2013.01.07


2013.00.00
700台を設計・構築する男 | マイクロアドを創る職人たち

RTB(Real Time Bidding)、DSP(Demand Side Platform)といった、インターネット広告に関連するシステム(アドテクノロジと云うらしい)と、多くのプレイヤーの存在を初めて知りました。5、6年前、自動車には数十、数百の電子部品や基板が載っていること、同じように多くのメーカーが存在することを知った時と同じような驚きを覚えました。ここもビッグデータを扱い、50ms以内に処理するといった性能が必要らしい。

2009.04.23
データベースに特化して設計されたNetezzaのアプライアンス製品【前編】 - クラウド Watch

2010年頃が岐路だった?


 

Back to Basics

生活

初心忘るべからず、私の生い立ちです。

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九州は熊本で育ち、工業高校卒で半導体関連の会社に就職しました。国内チップメーカーが、LSI設計用CADを自社開発していた古き良き80年代です。パソコンなんてまだ無い頃で、メインフレーム上での、FORTRANPL/I言語を使いコーディングから始め、今や懐かしSUNやHPのワークステーション、(Linuxはまだ広まっていなかった)Unixが広まる中、CADENCE製のツールを使ったレイアウト設計、HDLを使った論理設計、合成、検証に携わりました。

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中でも、米国SanJoseに大勢の日本人で押し掛けて、半年間過ごした事が、度胸が付いた貴重な経験となりました。海外メーカーの大規模FPGAエミュレータも使う機会があり、それがFPGAとの初めての関わりでした。

Mobileってなに?言葉自体が新しく、携帯電話が広がり始めた頃、好奇心と、目の前で動くモノを創ってみたいという想いを抱き、半導体業界再編の煽りで始まった早期退職制度を利用して転職しました、35歳の夏頃です。

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初めて回路基板を作製し、実際に動いている回路の動作波形を見て、あっそういう事!と、モノが動く原理を理解しながら、好奇心をエネルギーにして、走り続けてきた感じがします。ハード設計、部品調達、半田付け、ソフトの改造、外注管理、発注から請求書処理やら雑務全てに先ずは手を付けてみて、目の前の問題をやっつけながら製品開発を体で憶えていくというスタイルが性に合っていました。

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ここでも海外(ドイツ)出張の機会があり、英会話もろくにできない状態で、先輩と体当たりで強引に会議を熟した思い出があります。休日に行った混浴の温泉プールでは、25mプール規模の宮殿調の水風呂や、全裸の金髪美女が普通に歩いている文化の違いとスケールの大きさに圧倒されました。勢いだけだったかもしれませんが何とかなるものだ、良い経験をしました。

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ハード開発の中の特にFPGA設計は、やりとりする原理を理解すれば、どんな相手とも話すことができるマルチリンガルな、とても楽しいコミュニケーション・テクノロジだと思います。

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何やかんやで、失われた20年(この表現は嘘という説も)が過ぎ、ユーザーに言われたモノを作れば売れるという時代は終わり、エンジニアが良い意味で自由に動けなくなっています。プロダクト・アウトは悪、マーケット・インが正しいという論調が広まりましたが、先が見えないからこそプロダクト・アウトが必要だと感じています。エンジニアがマーケットやユーザーのことを知り、場合によってはユーザーといっしょになって、最新・最適なテクノロジを使いこなしてモノを創り上げていく、抽象的ですがそんな流れを妄想しています。

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とまあ、エンジニアとしていろいろ道草を食いましたが、いつも気になっていたことは、次々に新しい技術を取り込み進化しているFPGAです。初心を忘れず、初めて動かした時の感動や想いを持ち続ける、これもブログを始めた動機です、宜しくお願いします。